チョコレートが食べたいけど、ダイエットしていたり、アンチエイジングで健康を意識していたりすると、『こんなにチョコレート食べたら体重増えるかなあ・・・。』『健康に悪いかなあ・・・?』とか食べることに罪悪感を感じることありませんか。『今日はどうしてもチョコレートが食べたい!』ってこともありますよね。アンチエイジングとチョコレートの関係についてお話します。
ストレスとチョコレートの関係については下記記事をご覧ください。
チョコレートと健康との関係
14世紀ごろからヨーロッパでは、植民地でつくられたカカオを持ち帰っており、その当時は、カカオは薬として使われてました。そのままでは、飲みにくい為、砂糖を入れたり、ミルクが使われたりと様々な改良がされて、進化して今のチョコレートとなりました。
以前、バルト三国へ旅行へ行ったとき、チョコレート工場兼店に立ち寄ったのですが、その店は、ミュージアムが併設されており、立ち寄ったことがあります。その時、17世紀から19世紀カカオが高価な飲み物として飲まれていた様子が描かれた絵を見たことがあります。
ミュージアムに飾られていた絵

チョコレートは大変高価だったため、貴族や王族しか飲めなかったようです。
ここからは、数枚はチョコレートファクトリーの写真です。








カカオの成分とカカオ成分の体への効果
カカオには、体に良い成分がたくさん含まれています。
・テオブロミン(+ポリフェノール)
⇒体重増加抑制効果
・カカオポリフェノール
⇒抗酸化作用による老化防止 (お肌の老化を防いでくれる!)
⇒血圧の低下
・カカオプロテイン
⇒お通じの改善
女性の3大リスクにも効果が!
東京医科大学のある研究によると、閉経後の女性の高血糖、高血圧、高コレステロールの予防になる可能性があるとの発表された。閉経後の女性の3大リスクである高血糖、高血圧、高コレステロールは、食事と運動の生活習慣が重要ですが、カカオポリフェノールの継続摂取により3大リスクの予防の一助になるとのこと。カカオポリフェノールが食事前のインスリン濃度を抑える効果が見られた。

高カカオチョコレート(ハイチョコレート)とは
普段見かけるミルクチョコレートは、チョコレート全体の重さに対して、カカオ豆の重さが40%位です。これよりもカカオの重さの割合が多いチョコレートが、高カカオチョコレートです。
普通のチョコレートと比較して、高カカオチョコレートは、カカオ豆を多く含んでいます。その為、カカオ豆に含まれる『テオブロミン』と『カカオポリフェノール』が高チョコレートには多く含まれます。
高カカオチョコレートに多く含まれるカカオ豆の成分『テオブロミン』と『カカオポリフェノール』により体重増加が抑制される効果が見られます。
カカオ豆の成分『カカオプロテイン』により便通が良くなったり、『カカオポリフェノール』による抗酸化作用でお肌の老化を防いでくれます。高カカオチョコレートは、カカオ豆を多く含むからこそ、便通や抗酸化作用、血圧低下、コレステロール抑制効果が見られるます。
カカオ豆ときび砂糖だけで作られてチョコレート【Dandelion Chocolate】
おすすめのチョコレートの食べ方
脂肪をため込む働きのあるBMAL1というタンパク質の働きが低下する14時頃から16時頃に食べることで脂肪になりにくいそうです。逆に、夜10時以降2時頃まで働きが増加する為、この時間に食事をとると脂肪をため込みやすくなります。チョコレートを食べる場合、高カカオ豆チョコレートで14時から16時頃に間食することで脂肪をため込みにくくできます。
チョコレートとアーモンドなどのナッツと一緒に食べることで、ナッツの栄養も一緒にとることができます。
アーモンドは、『酸化』に効果のあるビタミンEなどが含まれており、老化を防いでくれます。また、『糖化』により作られた老化促進物質であるAGEsを減らしてくれる効果があります。
まとめ
チョコレートは食べたいけど、ダイエットしているし、とか健康に良くないのではと罪悪感を持ちながらチョコレートを食べていたかもしれません。今回のチョコレートの歴史から成分、その効果を理解することで、チョコレートを上手に活用しながら、楽しく食べてストレス解消したり、健康維持をしていきたいものです。

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